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2022.06.03

WING

ヘリコプターでSAFフライト、国内初の試みに

中日本航空、SAF利活用促進検討も供給・コスト課題

 日本国内初めてヘリコプターに持続可能な航空燃料(SAF)を使ったデモフライトが6月1日、県営名古屋空港で行われた。このデモフライトに使用した機体は中日本航空のAS332L1型(H215、機体登録:JA9965)で、中日本航空のほか、機体メーカーのエアバスヘリコプターズ・ジャパン、そしてSAFを製造するユーグレナが協力して実現した。
 2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、航空業界も持続可能な航空輸送へと舵を切っている。すでに国内外の航空会社ではSAFの利活用促進に向けた動きが急速に加速しており、日本国内では国土交通省および大手航空会社らによって、2030年には本邦定期航空会社が使用する燃料の10%をSAFに置き換えていく方針が掲げられた。

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