★二階ANTA会長、ピンチ打開へ先頭に立って頑張ろう

　国内観光活性化フォーラム､山梨県甲府市で開催

　全国旅行業協会（ANTA）は5月31日、山梨県甲府市で「第16回国内観光活性化フォーラムinやまなし」を盛大に開催した。コロナ禍で二度の延期を経て、予定より1年半遅れての開催となったが、3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークで国内観光が動き始めたほか、6月10日からは制限付きながらもインバウンドの受入が再開されるとあって、観光回復に向けた期待感の中での大会となった。主催者を代表してあいさつした二階俊博ANTA会長は、コロナ禍で旅行・観光産業が直面する危機的な状況を憂慮しつつも、「このピンチを乗り越えていくためには、会員自らが先頭に立って立ち上がる気持ちが必要。皆で大いに頑張ろうではありませんか」と会員の奮起を期待した。また、「観光はもとより平和産業。平和を求めるこの道をまっしぐらに進む」として、観光を通じた平和の実現に取り組む決意を表明した。