記事検索はこちらで→
2022.05.25

WING

中・露爆撃機連携して日本周囲を長距離飛行

岸大臣「QUAD開催に対する恣意行動」

 防衛省・自衛隊は5月24日午前から午後にかけて、ロシアおよび中国の爆撃機などが連携するように、東シナ海、日本海、太平洋と長距離飛行を行ったことを発表した。航空自衛隊ではそれら中・露の軍用機に対して戦闘機を緊急発進させるなど、継続的に監視を行った。中・露が連携した日本周辺の長距離飛行については、2021年11月以来4度目。2019年7月から行われるようになった。このときまさに日米豪印(QUAD)首脳会合が開催されている中であり、岸信夫防衛大臣は「開催国たるわが国に対する示威(しい)行動を意図したもの」と述べた。さらに中・露による行動は「これまでに比べ挑発度を増すもの」として警戒感をあらわにした。

お試し価格で全文公開中です。