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2022.05.25

WING

フィンランド、ホストネーション支援でNATOと技術協定署名

 フィンランド国防省は5月24日(フィンランド現地時間)、フィンランド政府とNATOはベルギー・モンスで相互ホストネーション支援技術協定に署名したと発表した。
 ホストネーションとは同盟国軍を受け入れるために受入国が行う支援のことで、日本では在日米軍駐留経費を負担するいわゆる「思いやり予算」がある。フィンランドとNATOは2014年9月4日にホストネーション支援に関する覚書(MOU)に署名しており、今回の技術協定はこのMOUに基づいて使用を定めたとしている。
 フィンランド国防省は、フィンランドが軍事支援を受けるための準備と能力、相互運用性は、国際演習の一環として長年にわたり実践し、試験されてきたと述べた上で、NATO加盟を目指す中で、軍事支援を受け入れる能力の強化は引き続き重要な優先事項となっているとした。