SUBARU、UH-2量産初号機の初飛行成功

　SUBARUは5月20日、前日の5月19日に、同社航空宇宙カンパニー宇都宮製作所（栃木県宇都宮市）において製造中の陸上自衛隊新多用途ヘリコプター「UH-2」量産初号機の初飛行に成功したことを発表した。
　量産初号機は同日午前、SUBARUテストパイロットの操縦によって宇都宮飛行場を離陸。約30分間周辺空域において飛行し、同飛行場に着陸した。
　「UH-2」は、ベル・テキストロンと共同開発した民間向け最新型ヘリコプター「SUBARU BELL 412EPX」を共通プラットフォームとして、陸上自衛隊独自の仕様を適用した機体だ。
　SUBARUは今後、陸上自衛隊に対する納入に向けて、各種社内飛行試験を進めていくとした。

※写真＝UH-2量産初号機が初飛行に成功（提供：SUBARU）