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2022.05.23

WING

米AMC、C-17に「スピリット・オブ・キャンディ・ボマー」と命名

ベルリン空輸従事の故ハルボーセン氏を記念して

 米空軍航空機動軍団(AMC)は5月21日(米ユタ州現地時間)、米空軍75周年を記念して行われた式典にて、チャールストン空軍基地所属のC-17輸送機1機を「スピリット・オブ・キャンディ・ボマー」と命名したと発表した。
 これはソヴィエト連邦による「ベルリン封鎖」への対抗策として、1948年から1949年にかけて行われた米国らが実施した「ベルリン大空輸(オペレーション・ヴィットルズ)」において、当時C-54輸送機のパイロットとして従事したゲイル・ハルボーセン中尉(当時、最終階級:大佐)を記念してのもの。ハルボーセン氏は西ベルリンへ着陸する際に、西ベルリンの子供たちのために小さなパラシュートでキャンディなどを包んで投下していたことから、「キャンディ・ボマー」とのニックネームで呼ばれるようになった。ハルボーセン氏は2022年2月16日に101歳で亡くなられている。

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