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2022.04.21

ウイングトラベル

★観光庁、帰国時検疫の短縮化などを働きかけ

 和田長官「業界からの声受け止め状況説明」

 

 観光庁の和田浩一長官は4月20日に行った業界紙会見で、旅行会社各社がハワイを中心にパッケージツアー商品の販売を再開したことについて「アウトバウンド復活に向けて、ようやく歩み出しをすることができた」と評価した。その一方で「帰国時の検疫における長時間におよぶ待機を始め、諸外国と比較して手続きが厳しすぎるという業界関係者からの声を多くもらっている。こうした声をしっかりと水際対策の関係省庁に伝えていく」と述べ、出入国手続きの円滑化に向けて働きかけをしていく考えを示した。また、政府が4月末までに追加経済対策の策定を検討していることに関する観光分野での取り組みについて「具体的なコメントをできる段階にはない」と前置きした上で「総理からの指示の趣旨と与党からの提言、観光業界関係者からの意見を伺いながら、必要な施策をしっかりと検討していきたい」と述べた。

 

 海外ツアー再開「アウトバウンド復活の一歩」
 諸外国と比較し厳しすぎる手続き緩和求める