★旅工房、Go To不適切取引関連で過年度決算訂正

　売上高0.9％減、人件費の抑制などで赤字改善
　

　旅工房が3月17日発表した2022年3月期第3四半期連結決算は売上高が前年同期比0.9％減の7億4000万円となった。営業損失は16億1300万円から11億600万円に、経常損失は11億2500万円から9億9000万円に、四半期純損失は15億2500万円から9億9000万円にそれぞれ改善した。旅行需要の大幅な減退が続いている状況の中で減収となったが、従業員の休業対応や出向などによる人件費抑制などによるコスト削減により損失が改善される結果となった。
　同社は個人旅行事業において、国内ツアーの企画・販売の強化を目的に販売システムの開発を進め、国内旅行需要の獲得に向けた取り組みを推進した。

■旅工房、Go To不適切取引関連で過年度決算訂正
　売上高7.3億円分訂正、貸倒引当金2.9億円計上