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2022.03.18

WING

自衛隊入間病院が新編、診療や航空医学的管理等担う

事態対処時には患者後送拠点、大規模災害時の拠点としても機能

 防衛省・自衛隊は3月17日、航空自衛隊入間基地内に新たに開院した自衛隊 入 間病院の新編記念行事を執り行った。
 防衛省では有事や災害時における自衛隊病院の拠点化・高機能化を進めてお り、自衛隊三沢および岐阜病院は廃止し、那覇病院は航空自衛隊から陸上自衛 隊 へ管理移管し、航空幕僚長が指揮・監督してきた、これら3つの病院を集約 する こととしていた。入間病院は平時は隊員・家族などの診療、一般市民の 2次救急 患者の受け入れを行うほか、自衛隊の医療従事者の教育機能、操縦者 などの航空 医学的管理も行うことになっている。また、有事や大規模災害発 生などの事態対 処時には、輸送機などを駆使した患者後送の中間拠点や患者 輸送前の医学的処置 実施を担うことになっている。