★外務省、ロシア全土に「渡航中止勧告」

　国際旅客便一時停止など出国手段が著しく制限

　外務省は3月7日、ロシアの危険情報のレベルを引き上げた。ロシアとウクライナとの国境周辺地域にはすでにレベル4（退避勧告）を発出しているが、それ以外のロシア国内全域をレベル3（渡航中止勧告）へと引き上げた。
　ロシアに対する措置として、EU等の国々がロシア航空機の領空飛行を禁じ、またその対抗措置としてロシアが自国の領空飛行を禁じる措置を取ったことから、航空便の運航停止が相次いでいる。ロシア政府は3月5日、ロシアの航空会社に対してロシアと外国との間の旅客輸送等の一時的停止を勧告した。