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2022.02.24

ウイングトラベル

★Go To再開、GW以降にずれ込みの可能性も

 和田観光庁長官「方針変更の必要あれば適切に対処」

 

 観光庁の和田浩一長官は2月22日の業界紙会見において、Go Toトラベル事業の再開について「基本的には昨年11月に発表した内容を前提に準備を進めている」とした上で、5月のゴールデンウイーク(GW)明けに計画していた同事業の事業主体を国から都道府県に移行する取り組みについて「GW明けに確実に実施するというわけではない」と述べ、新型コロナウイルスの感染状況によっては当初想定していたスケジュールを後ろ倒しとする可能性があることを示唆した。さらに「昨年11月の段階では段階的に拡大していくというシナリオを描いていたが、感染拡大が続く中で、再開のあり方を色々と考えていく必要がある」とし「関係省庁や専門家などの意見を踏まえて内容について変更する必要があるのなら適切に対応していくことになる」という考えを示した。
 また、国際交流の再開に向けて検討が進められている訪日モニターツアーについても「実施時期の見通しについては言及することはできない」とする一方で、水際対策の緩和状況を踏まえながら「現在準備している内容でそのままで実施することができるのか、色々とシミュレーションしていかなくてはならない」と述べた。