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2022.02.04

ウイングトラベル

★オミクロン株拡大、観光業者に深刻な影響

 帝国データ調査、全業種中で景気最悪に

 

 帝国データバンクは2月3日、1月の全国景気動向調査を発表した。それによると、新型コロナウイルス感染症オミクロン株の感染急拡大で、国内景気は5カ月ぶりに悪化し、とくに、まん延防止等重点措置の発出で人流が抑制され、観光業者が最も深刻な影響を受けていることが分かった。
 旅館・ホテル業は前月比16.6ポイント減少し、2020年12月の16.9ポイント減に次ぎ、約1年ぶりに急激な悪化を示した。「まん延防止等重点措置の発出で一気にキャンセルが増加し、新規予約もなくなった」という声が相次いだという。
 オミクロン株の感染急拡大で、GoToトラベル事業の再開も不透明となり、旅行業者、観光バス業者なども大きく落ち込み、観光地の飲食店、土産物屋を含めて、観光事業全体に大きな影響が出ている。

 

 旅行・宿泊キャンセル続出、新規予約なし
 まん延防止影響、GoTo再開遅れも影響