記事検索はこちらで→
2022.01.13

WING

防衛省、航空祭等で有料観覧席を導入検討

財源確保の一環、芦屋基地創立記念行事で試験導入

 防衛省は1月13日、航空自衛隊芦屋基地で2月27日に開催する「芦屋基地創設60周年記念行事」において、同基地周辺居住者を対象に有料観覧席を試験的に設けると発表した。
 空自芦屋基地はホームページ上で、基地周辺居住者に対して記念行事への無料参加および有料観覧席の応募案内を出している。
 防衛省は2018年策定の中期防衛力整備計画において、防衛力整備のために実質的な財源確保を図ることとしたところ。その一環として、2022年度以降の航空祭など航空自衛隊が開催する展示飛行を伴う行事を対象に、会場の一部に有料観覧席を設けることを検討しており、今回の取組をその検討の資にすると述べている。
 芦屋基地創立記念行事で有料区域とするのは、空自芦屋基地の第13飛行教育団飛行教育群の庁舎4階ベランダ部分で、1席1万円で13席を設置するという。座席は全席指定で、主催者が抽選の上で指定するとしている。また有料参加の特典として、ブルーインパルスのパイロットとの写真撮影のほか記念品を用意する予定とのこと。

お試し価格で全文公開中です。