記事検索はこちらで→
2022.01.07

WING

エアバス・日本間産業連携深化の絶好機会到来

ジヌー社長「次世代機で分担率20%超」、脱炭素技術が鍵に

 エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長が本紙の取材に応じて、次世代機における日本企業のワークシェアについて、「20%とすることを目指す」という目標を掲げた。「私としては日本企業のワークシェアを、20%以上の水準にまで拡大したいと考えている」とコメント。「次世代機がどのような機体となるか、現段階では分からない」と前置きしながらも、「次世代機開発は基本的に白紙の状態から計画がスタートする。既存機プログラムにおけるワークシェアが低いというハンディを背負うことがない状態でスタートし、かつ水素および電動化技術など、日本には優れた環境対策技術が複数あることから、日本とエアバスが協力関係を深化する絶好の機会だ」との認識を示した。

お試し価格で全文公開中です。