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2022.01.05

ウイングトラベル

★日本旅行中期計画、ソリューション事業拡大

 25年度にシェア68%に、黒字経営体制整える

 

 日本旅行は2022年度(1−12月)から25年度までの4カ年のグループ中期経営計画を発表し、ソリューション事業を19年度の40%から最終年度の25年度に68%へ高めることを目標にする。売上総利益は19年度の464億円から25年度には300億円に減収するが、営業利益は15億円を確保し、営業利益率を2019年度の2.3%から25年度は5.0%に引き上げることを計画する。さらに、2027年度には営業収益360億円、営業利益27億円をめざす。
 同社はツーリズム事業とソリューション事業を基軸とし、とくにソリューション事業を成長戦略の柱に位置づける。2019年度の売上総利益464億円のうち、ツーリズム事業は278億円(40%)、ソリューション事業は186億円(60%)だが、2025年度はツーリズム事業は96億円(32%)、ソリューション事業は204億円(68%)を計画。ツーリズム事業が縮小する一方で、ソリューション事業を拡大する。