ダッソー、フィンランドのF-35選択を非難

スウェーデン「残念に思うが決定を尊重」

　ダッソー・アビエーションは12月10日（仏サンクルー現地時間）、フィンランドが次期戦闘機選定プログラムにおいてF-35戦闘機を選択したことについて、この決定に留意するとの非難文を発表した。
　ダッソーは、「繰り返すが、欧州において米国の意向が支配的であることに気付くとともに無念に思っている」とコメント。ダッソーとパートナー企業は、ラファールの作戦能力開発を継続しており、フランスをはじめ、ギリシャやクロアチアが最近選択した様に、「完全な主権」を持つ一流の空軍を持つことを望む欧州各国や欧州外の国々を支援していると強調している。