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2021.12.08

WING

エアバス、A321XLR飛行試験機初号機が組立完了

超長距離飛行可能な単通路機、本邦キャリアも導入計画

 エアバスは12月6日(現地時間)、A321XLR飛行試験機の初号機である「MSN11000」が、ドイツ・ハンブルク工場において機体構造の最終組立を完了したことを明らかにした。
 「MSN11000」は今後、飛行試験装置(FTI)一式を設置するほか、搭載エンジンである「CFM LEAPエンジン」およびナセルを搭載する。その後、エンジンを搭載した初回試験のほか、降着装置の格納機構、ドアフェアリングの試験を実施して、機体の全体的な品質検査を行う。エアバスとしては、2022年から飛行試験キャンペーンおよび型式証明取得プログラムをスタートし、2023年中の量産開始および就航へと繋げていく。

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