UAL、SAF100％使用の旅客便の運航を実施

航空業界初、シカゴからワシントンへ運航
　
　ユナイテッド航空（UAL）は石油以外を原料とする代替航空燃料であるSAF（持続可能な航空燃料）を100％使用した旅客便を12月1日にシカゴーワシントン間で運航した。100％SAFを使用した航空便を運航したのは航空業界初であるとしている。当日は100人超の乗客が搭乗した。
　SAFは石油ベースのジェット燃料の同等性能を発揮するものの、その二酸化炭素排出量はきわめて微量となるという。ユナイテッド航空はSAFの使用と開発支援において業界をリードしており、契約済みSAF購入量は他のグローバル航空会社が公表している購入契約合計量の約2倍に相当するという。