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2021.12.06

WING

昭和電工、アルミ合金設計条件と機械特性をモデル開発

ニューラルネットワーク活用、合金開発時間を1/2~1/3に

 昭和電工は2000系アルミニウム合金の設計条件と機械特性の相関を高精度で予測するニューラルネットワークモデルを開発することに成功した。このモデルを活用することで、これまで困難であったアルミニウム合金の高温域での強度保持に最適な組成や熱処理条件の探索を迅速化し、合金の開発に要する時間を、およそ1/2~1/3程度に短縮することが可能となる。なお、2000系アルミニウム合金は、銅やマグネシウムを添加したアルミニウム合金。ジュラルミンや超ジュラルミンなどとして、航空機の機体やねじ、ギヤ、リベットなどの工業品で使われている。

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