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2021.11.30

WING

「オミクロン」に警戒広がる、OAG「今週中に供給調整」

各国水際対策強化で航空業界に広がる「落胆」
 
 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の出現によって、航空業界は激震に見舞われている。日本は本日11月30日午前0時より、予防的な措置として全ての外国人の入国を制限するなどの規制を開始し、水際対策の強化に乗り出した。フライトデータサービスなどを提供するOAGのジョン・グラント氏はこうした各国政府の予防的措置導入に言及しつつ、「航空会社各社が今週中にも必要なネットワーク便数の調整を行うことは間違いない」として、日本を含めた各国政府が出入国規制を再び強化する方向へと舵を切ったことから、航空会社は路線ネットワークおよび座席供給量の対応を余儀なくされるとの見通しを示した。

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