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2021.11.29

WING

防衛省21年度補正、22年度概算前倒しなど7738億円

防衛力強化加速パッケージで必要な事業確保

 

 防衛省は11月26日に第2回目となる防衛力強化加速会議を開き、2021(令和3)年度補正予算として「防衛力強化加速パッケージ」を打ち出し、ミサイル防衛能力や南西地域島しょ部の防衛体制強化などを先行して取り組むこととした。補正予算としては過去最大の7738億円とし、新規後年度負担額を928億円とした。防衛関係費は6873億円で、米軍再編関係経費のうちの地元負担軽減分が865億円となる。概算要求の新規事業を前倒しして、一般物件費となる前金払いの割合を高める考えだ。

 

※写真=21年度補正予算では、総合ミサイル防空能力強化など22年度概算から前倒しして防衛力強化に取り組む。写真は航空自衛隊のペトリオット・システム

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