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2021.11.25

ウイングトラベル

★来春の日韓クルーズ再開をめざす

 韓国観光公社、日韓間もトラベルバブル実現を

 韓国観光公社(KTO)は11月24日、「韓国クルーズ観光懇談会」を開催し、クルーズ船社やクルーズ商品を取り扱う旅行会社など約50名が参加した。クルーズ市場を巡っては、国内クルーズの運航が再開されている一方で、アジア太平洋地域の国際クルーズは各国の水際対策で未だに再開できない状況が続いているが、KTOの鄭辰洙東京支社長は、「来年こそ春の桜が咲くシーズンにはクルーズが再開され、皆さんと共に釜山やチェジュ、束草をファムで訪れるチャンスを作りたい」として、日韓クルーズの運航再開に向けて引き続き関係者と共に取り組む姿勢を強調した。
 来年1月には日本旅行業協会(JATA)と連携し、韓国に視察団を派遣する方針を明らかにした。視察団を契機に、日韓間でもトラベルバブルの実現に向けて取り組む方針だ。
 KTOの鄭東京支社長は、今年12月末で東京支社長として赴任してから満3年を迎え、本来であれば本国に帰任するタイミングだが、来年12月末まで日本での任期が1年延長されたことも明らかにした。