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2021.11.25

WING

ジャムコ、客室改修などの引き合いが急増

1月以降改修等新規受注200億円、設計部門は繁忙に

 ジャムコの大喜多治年社長は11月24日、「航空機メーカーによる新造機生産は横ばいの状況が続いている」としながらも、一方で「既存航空機の運航が回復し始めたことから、スペア部品の需要が戻り始めており、客室内改修内装品などの引き合いが徐々に増加している」ことを明らかにした。
 大喜多社長は「1月以降、機体メーカーとの長期契約以外に、複数のエアラインなどから200億円を超える新規受注を獲得した」ことを明かしたほか、「スペア部品の受注も、コロナ禍前の4割程度まで回復してきた」ことに言及。「(スペア部品の受注は)前年同期比9割程度増加した」として、航空需要回復に手応えを掴みつつあることを明かした。

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