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2021.11.09

WING

エンブラエル、ハイブリッド機など新型機コンセプト

水素燃料電池や全電動など4機種、CO2排出削減へ
 
 ブラジルの機体メーカーであるエンブラエルが、航空業界の温室効果ガス排出削減に向けて、新型機開発に乗り出す。エンブラエルは11月8日(ブラジル:サン・ホセ・ドス・カンポス現地時間)、ハイブリッド推進システム、ピュア・エレクトリック(全電動)、水素燃料電池搭載した電動推進システム、そして水素燃料もしくは持続可能な航空燃料(SAF)および既存のジェット燃料を活用可能なデュアル燃料ガスタービン推進システムを活用した4機種で構成するコンセプト機「Energia」ファミリーを発表した。エンブラエルによれば、これらの4機種は9席~50席クラスの機体規模を想定。適用する技術が成立する時期としては、2030年~2040年頃との見通しを示した。

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