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2021.11.09

WING

JAL、「VeriFLY」でワクチン証明も可能に

米国の接種義務化要件に対応、スムーズな渡米実現

 日本航空(JAL)は、本邦で初めてデジタル証明書アプリを活用したワクチン接種証明書の登録を開始した。JALでは10月から「VeriFLY」の本格運用を開始してきたが、同アプリでワクチン接種の登録が可能となったことで米国本土への新しい入国要件を満たすことになり、チェックインカウンターでの搭乗手続きをスムーズに行うことができるようになる。
 デジタル証明書アプリの「VeriFLY」は、米国Daon社が開発し、アメリカを始めヨーロッパの一部路線ですでに導入されている。JALでは今年4月から検証を行っており、10月からはグアム・ハワイ線を除く米大陸行きの便で本格運用を開始した。米国では国際航空の再開へ向けて、全入国者に対してワクチン接種の完了を求める新たな要件を設けた。この米国の動きに合わせるかたちで、VeriFLYではワクチン接種証明書の取扱いが可能となった。

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