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2021.11.09

WING

ANA上期、国内線旅客は前年比54.4%増

国際線は約7割増、内際共にコロナ前水準に遠く

 全日本空輸(ANA)がこのほど発表した2021年上期(4-9月)の旅客輸送実績によれば、国内線旅客数は前年同期比54.4%増加した594万7750人となった。国際線旅客数も69.1%増加した32万7686人となり、国内線、国際線ともに、前年同期を大きく上回る旅客数を確保した。ただ、コロナ禍前の2019年上期の旅客数を紐解くと、期間中の国内線旅客数は2072万8386人、国際線も517万2309人を記録しており、回復には程遠い状況があらためて浮き彫りとなった。

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