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2021.11.09

WING

ロールス・ロイス、護衛艦「くまの」搭載MT30が40MW超出力

海上公試前の試運転でフルパワーをクリア

 ロールス・ロイスは、海上自衛隊の護衛艦「くまの」に搭載されているMT30舶用ガスタービンが、同艦の動力・推進システムの試運転において、40MWを超える出力を達成したことを明らかにした。
 護衛艦「くまの」は、22隻建造する「もがみ」型護衛艦の2番艦。昨年11月に旧三井E&S造船(現:三菱重工マリタイムシステムズ)玉野艦船工場において進水。30FFMプログラムの中で最初に海上公試を開始することになった。FFMプログラムでは護衛艦「もがみ」に搭載したMT30の試運転が、その海上公試へ先立って進捗。ロールス・ロイスはその試運転は順調に進んだと評価した。

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