DARPA、無人航空機をC-130で空中回収に成功

グレムリンプログラムで、1機は試験中破壊

　米国国防高等研究計画局（DARPA）は11月5日（米国現地時間）、「DARPA Gremlin」プログラムの飛行試験で、無人航空機「グレムリン（X-61）」の空中回収に成功したと発表した。
　このグレムリンは、航空機から射出する低コストかつ再利用可能な無人航空機システム（UAS）で、DARPAとダイネティクスが開発を行っている。グレムリンの運用方針としては、敵の防衛範囲外より既存航空機から射出し、任務を終えるとC-130輸送機に空中回収される。回収したグレムリンは作戦基地で地上要員により24時間以内に再利用可能に整備されるコンセプトとなっている。