ANA、787運航開始から10周年

塚本機長、「あっという間の10年。皆様のおかげ」

　全日本空輸（ANA）は10月31日、翌11月１日が同社の787ドリームライナー運航開始から10周年が経過したとして、10周年記念フライトを行った。ANAが787型機の定期便運航を開始したのは、2011年11月1日のこと。羽田－岡山線、羽田－広島線を皮切りに、その運航をスタートしていた。　
　10月31日の記念フライトで、羽田－岡山便の運航を担当した塚本真巳機長は「10年という月日はあっという間。ここまで来ることができたことは皆さまのおかげ」と、旅客に感謝。「開発にあたっては大変苦労したこともあったが、皆様のご支援によって、乗り越えることができた。787はゲームチェンジャーと呼ばれ、日本の最先端技術の粋を集めた機体で、10年間で素晴らしい業績を残すことができた」ことに言及した。