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2021.10.22

WING

レイセオン日本、日本市場の歴史はパートナーとの歴史

ビジネス基本戦略は日本企業とタッグを組むこと

 昨年4月、レイセオンとユナイテッド・テクノロジーズが経営統合して、レイセオン・テクノロジーズが誕生した。その純資産は720億ドル、従業員数約20万人にも達する超巨大企業だ。その傘下にはレイセオン・インテリジェンス&スペース、レイセオン・ミサイル&ディフェンスのほか、ユナイテッド・テクノロジーズから合流したプラット&ホイットニー、コリンズエアロスペースといった4つの事業部門が名を連ねる。この4事業部門によって、世界屈指の一つの航空宇宙・防衛企業を形成している。
 そのレイセオン・テクノロジーズ傘下のレイセオン・インテリジェンス&スペースの日本代表を務めるマーク・ヘーグ氏と、レイセオン・ミサイル&ディフェンス日本代表のジョナサン・クリス・ゴフ氏が本紙の取材に応じた。両氏はかつて米軍および米海兵隊に所属し、いずれも日本に駐留して米政府などとのパイプ役となった経験を有する知日派。退官後も立場を変えて、レイセオンを通じて日本の安全保障に貢献することを目指している。

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