記事検索はこちらで→
2021.10.11

WING

航空局、運航CO2削減工程表策定へ検討要素を明らかに

12月の検討会で具体方策基づく工程表策定へ

 航空局は10月8日、航空機運航分野におけるCO2削減に関する検討会の3回目の会合を開催した。航空局は次回12月に開催する第4回検討会において、具体方策に基づく工程表を策定する方針だ。そこで今回の第3回会合では、工程表作成にあたって留意すべき検討要素を明らかにした。ちなみに航空分野のCO2排出削減にあたって航空局は、航空機運航、空港分野の両輪で検討を進めている。このうち航空機運航分野では、(1)持続可能な航空燃料(SAF)・炭素クレジットの活用、(2)新技術、そして(3)管制の高度化による運航方式の改善という3本柱で課題の抽出および検討を進めてきており、これらの項目について具体的な検討要素を明かした。

お試し価格で全文公開中です。