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2021.10.04

WING

産総研、接着接合部破断時の強度分布評価手法開発

接着剤・接着接合部改良で耐久性向上技術開発加速も

 産業技術総合研究所が、水や熱によって強度が低下した接着接合部の破断時における接着強度の分布を評価する手法を開発することに成功した。産業技術総合研究所によれば、水や熱の影響による接着剤の高分子構造の変化は接着面内で一様に進行するとは限らないものの、今回開発に成功した手法により、強度低下部位の特定や破断原因を究明し、接着剤および接着接合部の改良につなげることで、耐久性向上に関わる技術開発の加速が期待されるとの見方を示した。

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