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2021.09.28

WING

弾道ミサイルと見られる飛翔体、北朝鮮から発射

前回は約2週間前、迅速な情報提供など総理指示

 日本政府は9月28日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性が高い飛翔体が日本海に向けて発射されたことを発表した。詳細など、今のところ明らかになっていないが、日本の排他的経済水域(EEZ)外へ落下したものと見られる。北朝鮮は約2週間前の15日にも弾道ミサイル2発を発射しており、この度確認した飛翔体が弾道ミサイルであれば、短期間のうちに続けて発射したことになる。このところ北朝鮮によるミサイル発射事案が少なくなっていただけに、緊張感が走る。
 この北朝鮮による飛翔体発射を受けて、日本政府は午前6時44分に総理大臣指示として、「情報収集・分析に全力を挙げ、国民に対して迅速・的確な情報提供を行うこと」、「航空機、船舶等の安全確認を徹底すること」、「不測の事態に備え、万全の態勢を取ること」として発出し、警戒を強める。