政府のサイバーセキュリティ、要求額の4割が防衛関係

防衛省約354億円要求、陸自システム管理機能強化

　内閣サイバーセキュリティセンターのまとめによると、政府全体で2022年度予算として要求したサイバーセキュリティ関連予算は919.3億円に上ったことが分かった。21年度当初予算額が814.8億円であり、今年度予算よりも104.5億円の増額で要求する。そのうち防衛省関連では次期サイバーセキュリティ戦略に向け、国際社会の平和・安定および日本の安全保障へ寄与するための施策として、政府全体の要求額の37.5％に相当する約354億円を要求した。