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2021.09.24

WING

空港内走行車両のレベル4自動運転へ実証実験開始

25年までの実運用へ、ルール・インフラ検討推進

 国土交通省航空局は9月22日、空港車両の無人自動運転化を推進する「第9回空港制限区域内における自動走行の実現に向けた検討委員会」を開催して、自動運転レベル4相当の導入に向けた方針などを議論した。今年度からはいよいよ、運転者が介在せずに対応可能なレベル4相当の実証実験を開始する。成田空港や羽田空港などでランプバスおよびトーイングトラクターの実証実験を行い、並行して共通インフラの整備や運用ルールの見直しなどを進める。実験の結果次第では、可能な限り前倒しして導入を進めるが、2025年までにはレベル4相当の実運用を開始する計画だ。

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