空飛ぶクルマ開発のリリウム、ナスダック上場

約6億ドル弱調達で認証・製造・商業化を加速

　電動垂直離着陸航空機（eVTOL）の開発を目指すリリウムは、Qell Acquisitionコーポレーションとの経営統合により、ナスダックに上場した。
　リリウムによれば、今回の上場によって約5億8400万ドルを調達したとのことで、同社がサービス開始を計画している2024年に向けて大きく前進したかたちだ。
　リリウムは調達した資金を、7名乗りのリリウムジェットの認証取得のほか、製造ラインの整備、商業化を加速するべく投資する。

※写真＝リリウムが予てより進めていた経営統合を完了してナスダック上場。2024年サービス開始に向けて大きく前進（提供:リリウム）