記事検索はこちらで→
2021.09.13

WING

蘭海軍「エヴァーツェン」、約21年振りの寄港終え出港

オンゲリンク司令官「400年以上の海軍関係に新たな1ページ」

 英国海軍の空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群「CSG21」の一員として、インド太平洋地域への展開任務に従事しているオランダ海軍フリゲート「エヴァーツェン(Evertsen)」が、去る9月5日から7日までの間、横須賀に寄港した。オランダ海軍艦艇の日本への寄港は約21年振りとなる。
 今回ウイングでは「エヴァーツェン」で任務に当たっているリック・オンゲリング司令官(kapitein-luitenant ter zee)に書面形式での取材を行い、CSG21の一員として展開する意義や日本寄港に関しての感想などを聞いた。
 なお、艦名の「Evertsen」については、防衛省・海上自衛隊は「エファーツェン」と表記しているものの、駐日オランダ王国大使館よりオランダ側正式資料での表記である「エヴァーツェン」が望ましいとの回答を得たので、記事では「エヴァーツェン」を採用する。

お試し価格で全文公開中です。