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2021.09.02

WING

スペースウォーカー、25年初飛行の機体基本設計をほぼ完了

4月以降に詳細設計へ、WIRES-15はエスレンジで飛行実証

 スペースプレーンの開発を進めているスペースウォーカーの米本浩一最高技術責任者(CTO)は、同社が2025年に初飛行することを目指す科学ミッション用の無人サブオービタルスペースプレーン「風神」プロジェクトについて、「機体の基本設計を終えようとしており、半年後の来年4月以降には詳細設計に入る予定」にあることを明らかにした。「風神」投入用のスペースプレーンは、ペイロード100kgを搭載して、高度120kmまで到達し、科学ミッションを目的としたサービスを展開する計画だ。また、それに先立って実証実験機「WIRES-15」の製造を一部進めていることに言及し、来年には北海道でヘリコプタースリング試験を実施して、2024年にはスウェーデンのエスレンジ飛行場で飛行実証をスタートする計画にあることを明らかにした。

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