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2021.09.01

WING

防衛省22年度概算、過去最大規模の5.5兆円要求

新領域強化重視、イージス搭載艦はレーダ仕様変更

 防衛省・自衛隊は、2022(令和4)年度防衛関係の概算要求として前年度比7%増(3562億円増)の5兆4797億円とし、過去最高規模の要求額を示した。SACO関係、米軍再編関係の地元負担軽減、F-15能力向上関係の経費については、事項要求とした。新規後年度負担は過去最大となる16.1%増(3873億円増)の2兆7963億円を要求した。防衛省では多次元統合防衛力を構築するため、宇宙・サイバー・電磁波の新領域分野の能力増強に力を入れる。航空分野では、F-15能力向上事業を事項要求として継続を決定しながら、F-35A/Bの取得を着実に推進し、海空領域の能力強化を図る。

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