★ワクチンパスポートでコロナ禍も旅行意欲高まる

　エクスペディア調査、安全衛生と返金保証を重視

　エクスペディア・グループは、新型コロナウイルス感染症のワクチン効果が世界各地で現れている現在、人々の旅行に対する価値観や期待の変化を検証、調査した結果をまとめた。それによると、人々がワクチンパスポートに対し肯定的な考えを持ち、コロナ禍でも旅行予算は昨年よりも増加し、予約に際して「安全衛生」「返金保証」を重要視していることが分かった。
　エクスペディアの新たな調査「Traveler Value Index（トラベラーバリューインデックス）」は、日本、アメリカ、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、メキシコ、イギリス8か国で、18歳以上の8000人を対象に実施。8月18日には、同調査に関するウェブセミナーを開催した。
　同調査では、コロナ禍の不安定な状況でも、旅行にお金をかけたいと考える人全体の34%に上り、前年と比べて旅行予算を増やしている。