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2021.08.20

ウイングトラベル

★サウジ、9月末「IATAトラベルパス」運用開始

 出入国者に陰性証明、将来ワクチン証明に拡大

 国際航空運送協会(IATA)は8月18日(リヤド現地時間)、サウジアラビア民間航空総局(GACA)が、今年9月30日から同国を出入国する旅客を対象に、IATAが開発したデジタル証明アプリ「IATAトラベルパス」の運用を開始することを発表した。IATAによれば、サウジアラビアは出発前の新型コロナ検査の陰性証明に「IATAトラベルパス」を活用する方針で、最終的にはワクチン接種証明にも適用範囲を拡大する方針だ。
 サウジアラビア民間航空総局が「IATAトラベルパス」の運用を9月末から開始することを決定したことを受けて、同国を出入国する便に搭乗する旅客は「IATAトラベルパス」もしくはサウジアラビアデータ・人工知能局(SDAIA)が所有・開発する同国の国民的健康アプリ「Tawakkalna」のいずれかを利用することができる。