記事検索はこちらで→
2021.08.20

ウイングトラベル

★1-7月の宿泊業の倒産49件、コロナ関連倒産増

 TSR調べ、長期化するコロナで疲弊感濃く

 東京商工リサーチ(TSR)がまとめた2021年1〜7月の「宿泊業の倒産動向」調査によると、倒産件数は49件となり、前年同期の79件からは大幅に減少した。ただ、新型コロナ関連倒産は27件と過半数を占め、月を追うごとにコロナ関連倒産の比率が高まっており、長期化するコロナ禍で疲弊感は高まっている。観光産業の業況回復の見通しも依然として不透明で、経営努力にも限界があることから、自治体も参加した弾力的な支援策が求められている。
 1〜7月の宿泊業の倒産件数は前年同期比37.9%減の49件となり、政府や金融機関の支援効果もあり2020年後半以降は倒産は抑制されている。

お試し価格で全文配信中です