IATA、UNCTADと国際貿易促進で協力拡大

「ASYCUDAWorld」が電子商取引貨物をより効率管理へ

　国際航空運送協会（IATA）と国連貿易開発会議（UNCTAD）はこのほど、電子商取引を中心とした国際貿易を促進するため、両者間の協力関係を拡大することで合意した。
　今回のパートーナーシップ拡大の一貫として、両者はすでにUNCTADの自動関税管理システム「ASYCUDAWorld」に航空貨物メッセージング規格（Cargo-XML）を統合するなど、パートナーシップ関係を拡大。これにより最新版の「ASYCUDAWorld」を導入している約100カ国では、航空貨物処理をより効率的に行うことができるようにした。