UAC、Il-112V試作初号機が試験飛行中に墜落

テストパイロット3名の死亡を確認

　統一航空機製造会社（UAC）は8月17日（ロシア現地時間）、開発中の軍用軽輸送機Il-112Vの試作初号機が試験飛行中に墜落したと発表した。生存者はなく、搭乗していたテストパイロット3名の死亡を確認している。
　UACによれば、事故機はクビンカ飛行場へ着陸進入を行っている際に飛行場近郊の森林地帯に墜落したとのことで、事故原因を調査している。一部メディアでは、事故機が着陸進入時にエンジンから出火する様子を撮影しており、何らかの原因でエンジンから出火したことが墜落の原因とみられる。