ボーイング、空自向けKC-46Aの空中受給油に成功

初号機は年内納入、2機目のKC-46Aの生産も開始

ボーイングは8月16日（ワシントン州現地時間）、航空自衛隊向けのKC-46A初号機が、先ごろワシントン州上空で別のKC-46Aに燃料を給油したことを発表した。さらに、同機はその「お返し」として、空中受油された。
　日本はKC-46Aプログラムにおける米国外初の顧客だ。米空軍は去る2017年12月、ボーイングに対して航空自衛隊初のKC-46Aタンカーの契約を発注していた。この契約は米国政府と日本の間で行われるFMS契約によって日本が導入する。ボーイングでは航空自衛隊向け初号機に続き、2号機の製造にも入っているとした。