記事検索はこちらで→
2021.08.05

WING

空自西谷補給本部長、情勢・環境変化に動じない後方態勢維持

明るい未来に向け後方魂を実践、民間との意思疎通強化

 航空自衛隊補給本部長の西谷浩一空将は、現下の厳しさを増す安全保障環境において、空自後方の総本山ともいえる補給本部では、新たな装備の戦力化対応と、既存装備の長期運用への対応について、着実かつ冷静に進めていく姿勢を示した。西谷本部長によれば、前線に立つ運用部隊の活動を支えるためには、いつ何時、あらゆる場所・状況下でも、すべての装備が能力を発揮できるよう、常に準備を行っていなくてはいけない。そのため情勢が大きく変わろうとも、動じることなく任務を遂行していく姿勢が重要であることを強調した。さらに、航空自衛隊の活動を支えるのは民間企業であり、その支えなくしては「活動を維持することは難しい」のだという。コミュニケーションを重視して、積極的に官民の意思疎通に努める姿勢を示すとともに、整備面などで民間力のさらなる活用に期待感を示した。

お試し価格で全文公開中です。