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2021.07.08

ウイングトラベル

★TDB調査、6月の国内景気2カ月ぶりに改善

 旅行・宿泊業上向くも、感染拡大が懸念材料

 帝国データバンク(TDB)によると、6月の国内経済はワクチン接種の普及などで個人消費関連が上向き、2カ月ぶりに改善した。6月の景気DI値は前月比1.6ポイント増の39.1となり、国内景気は海外経済の回復に加えて、個人消費関連も上向いたことが大きかった。TDBでは、今後は、感染者数の動向が懸念材料であるものの、緩やかに上向いていくとみている。
 業種別では、運輸・倉庫のDI値は34.5で、前月比0.8ポイント増加し、2カ月ぶりに改善した。依然として厳しい水準で推移しているものの、旅行業、バス・タクシーなどの旅客自動車運送の景況感が上向いた。また、自宅内消費の拡大によりeコマース関連も堅調に推移した。

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