★FAA、マスク着用拒否9名に計11.9万ドル罰金

　今年の迷惑行為3271件、マスク拒否2475件

　米連邦航空局（FAA）は7月6日（ワシントン現地時間）、客室乗務員や他の乗客に対する暴力行為、マスク着用拒否などに関連した連邦規則違反として、9名に対して7500ドル〜2万1500ドル（約83万円〜約238万円）、計11万9000ドル（1310万円）の罰金を課したことを発表した。
　新型コロナパンデミックの発生で米国では航空機に搭乗する場合、マスク着用義務が課せられているが、マスク着用を拒否するケースが相次ぎ、それに絡む旅客の暴力行為も増加している。
　今年1月1日以降、これまでにFAAに報告された旅客による手に負えない行為は3271件にのぼったとのことで、そのうち2475件がマスク着用に応じない旅客に対する報告だった。