★ユナイテッド、過去10年史上最多270機発注

　ワクチン接種普及、航空市場本格回復へ対応

　ユナイテッド航空（UAL）はボーイング社に737MAXを200機、エアバス社にA321neoを70機、合計270機を発注するとともに、、現行の主要路線向けナローボディー機（狭胴機）全機の機内インテリアデザインを一新し、顧客サービスを大きく向上させる。合計270機の発注機数は、UALとして過去最大、さらに過去10年に単一航空会社が発注した最大発注機数となる。
　ワクチン接種の普及により、北米旅客需要が回復し、さらにはワクチンパスポートの促進で、国際旅客需要の本格的な再開が見込まれることから最新機材を導入することにより顧客サービスで市場をリードし、今後の航空市場の拡大に対応する。
　今回の新機材発注により、ユナイテッド航空は、北米における主要路線の出発便数および座席供給数を飛躍的に拡大することになる。それには「ユナイテッド・ファースト」および「エコノミープラス」などのプレミアムシートの座席数も含まれる。