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2021.06.29

ウイングトラベル

★成田のオリパラ対応、臨時ターミナル設置見送り

 7月の全面再開でキャパ十分、他の臨時対応継続

 成田国際空港会社(NAA)の田村明比古社長は6月28日の定例会見で、開催が迫るオリンピック・パラリンピック東京大会での出発対応について、予定していた第2ターミナルの既存施設を使用する臨時ターミナルを開設しない方針を明らかにした。成田空港における競技大会時の臨時対応は、航空需要が右肩上がりだった2018年6月当時に決まった。しかしコロナ禍によって大会が1年延長し、現在では観客を入れないこととなった。そのため、日本を訪れる外国人は「選手と大会関係者中心となるので、臨時カウンターは作らない」ことにした。しかし、そのほかの臨時対応については、予定どおり実施する。整備地区での臨時手荷物集積所設置や、選手村でのチェックイン対応、ビジネスジェットの臨時ターミナル設置などは行って、選手・関係者のスムーズな出国に対応する。

 

※写真=リモートで会見するNAAの田村社長

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